どうも、nabeです。
今回は
トヨタ産業技術記念館
について紹介をしていきます。
9月のシルバーウィークはどこに行こうか?と奥さんと話していて、
色々探していると工場見学ランキング4年連続全国1位のスポットが名古屋にあるということで見つけたのが
「トヨタ産業技術記念館」です。
面白そう!行ってみよう!と思った理由は2つ。
一つ目は、先ほども書いたように、行ってよかった工場見学ランキング1位だったということ。
口コミを見ていると、
時間が空いたので軽い気持ちで寄ったのですが、見ごたえたっぷりでなかなかのものでした。
紡績、自動車の製造工程がじっくり見ることができ、実演もしてくれるので見ごたえはあります。
トヨタグループ創業者である豊田佐吉の功績が本当にすごいことが理解できた。
この設備で入館料500円は安すぎ!
紡績、自動車についてわかりやすい説明で、詳しく知ることができた。
紡績関連の機械は動かせてもらえて、どれも迫力があり、見応えがあった。
などなどとても面白い、見ごたえがあるといった声が数多くあります。
めちゃくちゃ楽しそうだな〜と、
口コミを参考に行くことを決めました!
2つ目は、子供が出来た時に連れていきたい場所をあらかじめチェックしておきたいと思ったこと。
私たち夫婦二人にはまだ子供はいません。
今後子供が出来た時に、
あそこはよかった!
あそこは子供と行くには適さないな!
など、子供が出来た時のことを考えて今から行動するようにしています。
なぜ工場見学1位に選ばれるのか?
子供と一緒に行ってどのように楽しめるのか?
実際に足を運んで感じてきた自分なりの感想をお伝えできればと思います。
それでは見ていきましょう!
見所満載!工場見学ランキング四年連続1位は伊達じゃない!
結論から言うと、大人も子供も夢中になって楽しめる工夫が満載で充実な時間を過ごすことができました。
まず最初はトヨタグループの基礎を築いた事業である「紡績業」を知ることができるブースです。
ここではトヨタグループの創始者である豊田佐吉の功績を知り、多くの人が驚くことでしょう!
最初は普通の展示です。
こんなもんかーと思ってましたがそれは最初だけ。
中盤以降は、夢中で楽しめます。
これぜーんぶ佐吉が作りました。
どんだけ特許取るねん!
発明特許84件、外国特許13件…。
佐吉天才!
佐吉いなかったら今の紡績業ないんじゃない?
なんてことを思ってしまいます。
まず私はトヨタグループは紡績業からスタートしていることすら知らなかった無知な自分が恥ずかしい・・・。
豊田紡織(現 トヨタ紡織)、豊田紡織廠、豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)を創業したのが豊田佐吉です。
佐吉の息子がトヨタ自動車の創業者となる豊田喜一郎。
ふむふむ。
優秀な血はしっかり引き継ぐ訳ですね!
スタッフさんの親切、丁寧な実演がわかりやすい
どのような歴史を経て、今の紡績業が出来上がったのか時系列で見学することができます。
全て手作業の時代から、少しの労力で製造できる自動力織機へ。
そして機械化され現代の全自動へと移り変わる歴史を、実際に当時使われていたものを使用して実演してくれます。
しかもさらっと実演するのではなく、
徹底的に。
全自動だけとか一部実演じゃなくて、
手動、半自動、全自動と全てを実演。
しかもどの実演も子どもでも理解できるように丁寧に、わかりやすく具体的に説明してくれます。
面倒なことだし、人件費もかかるけど、そこはトヨタ。
手を抜きません。
その徹底した接客が、来る人を飽きさせず、楽しませてくれのだと思います。
だってワクワクしますからね。
大人でも。
次どうなるのって気になりますから。
一番最初、綿の状態はこんな感じ。
これがどんどん工程が進んで行くと、
こんな感じ。
そして、
立派な糸になります。
必ずその工程の綿や糸の状態を触らせてくれます。
見て、聞いて、触れて。
五感をしっかり使うのでわかりやすい。
しっかり記憶に残りますよね!
紡績業ブースだけで1時間以上経過!
紡績業のブースは、実演の内容がめちゃくちゃ濃いです。
その分時間がかかります。
ざっくりですが1時間は余裕で経過します。
子供は疲れてないかな〜と、一緒のグループだった子供たちの心配をしたりしましたが・・・
あれだけわかりやすくて、実際に触れる事ができると、子供も飽きずにまだまだ楽しめるみたいです。
ということで大満足のまま紡績業ブース終了です。
口コミは本当!同感する口コミ多数!
口コミに書いてあったことは、
皆さんの正直な感想そのままだったことを紡績ブースの時点で実感。
紡績関連の機械は動かせてもらえて、
どれも迫力があり、見応えがあった。
トヨタグループ創業者である豊田佐吉の功績が本当にすごいことが理解できた。
上記のように口コミにありましたが、まさにその通りでした。
皆さん感じる事は同じなんですね!
自動車ブースの口コミを見てると、
車好きの方は興奮するのではないでしょうか。
車好き・メカ好きにはたまらない!
という書き込みが目につきます。
どんな展示になっているのか。
ワクワク。
早速みていきましょう。
めちゃくちゃ広い!自動車ブース!まずは豊田喜一郎の生い立ちから
紡績業ブースも広いですが、自動車ブースはもっと広い。
最初はトヨタ自動車創業者の豊田喜一郎の生い立ちが紹介されます。
何度も何度も失敗して、エンジンを作るところからスタートし、たった5年で軌道にのせる。
凄すぎです!
豊田喜一郎の実際のメモも展示されています。
ここでもスタッフさんの親切、丁寧な説明があるので、すんなり理解することができます。
また壁面には当時の様子を漫画に落とし込んでいるので、子供はもちろん外国の人も楽しめる仕組みに。
ここでも工夫を感じます。
最初の車はすべて手作りということもあって、車のボディも手で作っていたというから驚きでした。
しかもこの出来映え!
手作りですよ!
もちろん当時作った本物が展示されています!
凄くないですか?
職人の技術に圧倒されてしまいます。
様々な偉人のコメントがズラリ!
次のブースに進むと、豊田喜一郎本人や創業期の仲間のコメントがズラリと並んでいます。
一部紹介すると、、、
議論を先にすることをやめた
私は最初議論を先にして実地をあとにしたが、父とあることについて議論して私が勝った。
すなわち実行してみる価値なしと判断した。その時とにかくやって見よといわれたのでやむを得ずやってみた。
それが私の予想を裏切ってよい成績を示したことがあり、これからもう議論を先にすることをやめた。
豊田喜一郎
責任者は自分で率先して仕事をしなさい
それを係の担当者が助けてくれるんだ。係の人が書いた設計図を見るような責任者は意味がない。設計の責任者なら設計することに専念しなさい。
白井 武明(元日本電装 会長)
今ある日本のものづくりの基盤を作った人達の言葉です。
さすがに説得力があります・・・。
自分は全然努力していないな・・・。
みんなの暮らしを変えたい!っていうとてつもなく大きい目標に向かっている気持ちをすごく感じる空間です。
今の環境を整えてくれた偉人の方々には感謝です!
子供にはまだまだ理解が難しいかもしれませんが、いつかはしっかり伝えたい内容でした。
皆さんお待ちかねの自動車展示ブースへ!
ここまでで自動車ブースのスタートから約30分ほど。
そろそろ疲れてくる時間ですが、
2階にあがって自動車展示ブースに入るとテンションは一気に上がって疲れは吹き飛んでしまいます。
めちゃくちゃ広い空間に並ぶクラシックカーの展示にまず目を奪われます!
早く近くで見たい!という気持ちを抑えながら順番に回ることに。
まずは車の動く仕組みをパーツごとに展示したコーナー。
このコーナーも見るだけでなく、体験して知ることを徹底しています。
例えば・・・
ハンドルを右に回せば、どのような仕組みでタイヤを動かし右に回れる状態にするのか具体的に知ることができます。
紡績ブースと同じく大人も子供も楽しく体験できるので、これもまた記憶にしっかり残ります。
そしていよいよ自動車展示コーナーへ。
ズラッと並んでいます!
カッコいいですよね!
これは子供より大人がテンション上がる!
クルマ好きやマニアにはたまらないでしょう!
さすがに触れることはできないですが、見てるだけで十分満足できました。
今の自動車工場は凄い!ロボットが自動車を組み立てます!
その場にいる大人はみんな驚いていました。
近未来感がすごいです。
そして子供は大喜び!
た、たのしい!
このシステムをプログラミングするエンジニアの方々は本当に素晴らしいと思います。
まだまだ技術が進むと考えると、夢があるなーと感じました。
組み立てる様子の展示もたくさんあるので楽しんでみてください!
4年連続1位になって当然!こんな工場見学見たことない!
見所がありすぎて、終始楽しみながら回る事ができました。
普通は途中で飽きてしまうことが多い工場見学ですが、ここは別格なので飽きることはまずなかったです。
そりゃ〜4年連続1位を取るわけです。
大人でこれだけ楽しめるので、間違いなく子供は喜びます!
そして口コミに書かれていることも、間違いなく事実でした。
自動車ブースの口コミで
車好き・メカ好きにはたまらない!
とありましたが、まさにその通り!
好きならずっとその場にいれる空間でした。
私の奥さんは紡績ブースの実演が最も印象に残ったと話していたのですが、
自動車ブースよりも紡績ブースの方が確かにインパクトはあるかもしれませんね。
見て、聞いて、触れて。
五感をしっかり使うので記憶に本当に残ります。
注意すべきは、
見学時間はしっかりと確保すること。
ぐるっと回るのに合計3時間以上はかかっています。
休憩しながら半日かけて回るのもありですね!
トヨタ産業技術記念館の見学をきっかけにものづくりに関心を持つ子供はいると思います。
私たち夫婦も子供ができれば、楽しませて勉強させるために必ず連れて来たいと思っています。
いかがでしたでしょうか?
工場見学ランキング4年連続1位は当然と思える内容でした。皆さんも興味があれば是非足を運んでみてください。
というわけでトヨタ産業技術記念館の紹介でございました。